おすすめ本

リブロスタッフによるおすすめ本のご紹介

新書

『「図解」戦国名合戦時々刻々 』

小和田哲男 / KADOKAWA / 840円+税
9784040661957

合戦解説本は数多くある。全体を見るには地図とカラー図説が解りやすいが、この新書の特徴は書名にあるように「時々刻々」という点に力点を置いている。
著者の小和田さんは現在放映中の退がドラマ「黒田官兵衛」の時代考証をしている。戦国時代の名勝負22を解説している。ページ数からすると入門編の書物です。ここから興味を持った戦を調べていくと更に歴史は面白くなるはずです。
リブロ池袋本店 西田芳樹)

「図解」戦国名合戦時々刻々

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『仲代達矢が語る日本映画黄金時代』

春日太一 / PHP研究所  / 780円+税
9784569804187

 今年の2月発売の本なので掲載を躊躇いましたが、今年一番面白かったノンフィクションは『あかんやつら~東映京都撮影所血風録~』(文藝春秋、1,850円+税)で、この新書と同じ著者のものでしたのでこちらをお薦めします。
 『あかんやつら』は新書では無いので詳述はしませんが、あまりに面白かったので、片っ端から春日太一さんを読み始めたら本当に面白いです。
 私が映画好きなので、はまってしまったということもあるが、採り上げている年代が映画黄金期の'50年代、'60年代なのでリアルタイムで観ている作品もあります。
 著者を勝手に50代か60代とおもっていたら何と'77年生まれでした。とにかく丁寧な取材をして、わかりやすく時系列にまとめているので、日本映画史としても十二分に楽しめます。
 で、この新書に戻ります、掲載の映画で、日活や大映の作品は一部を除いて多くは観れず、本当に残念です。
 今年の年末年始連休は9連休ということですので、代表作を観て、映画村の脚本家やカメラマン、美術、照明に至るまで、スタッフの熱意と当時の雰囲気、もちろん役者の演技も堪能下さい。
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仲代達矢が語る日本映画黄金時代

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『若者を見殺しにする日本経済』

原田泰 / 筑摩書房 / 780円+税
9784480067463

 著書の帯には「若者を犠牲にする社会に未来はない」とあるように、高齢者を支える社会構造にするには昨今の制度では問題が多いと提言する。
日本の未来は生産人口は減少し、急な老人増加により、未来像を描けない世の中になっている。
問題のポイントを整理し、活力ある社会を構想する、具体的な政策提言を行う、書籍である。
 今後は自分自身が年金生活に入るのでとても他人事とは思えません。
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若者を見殺しにする日本経済

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『マラソンは最小限の練習で速くなる! 』

中野ジェームズ・修一  / SBクリエイティブ / 730円+税
9784797373165

自分の趣味の本は採り上げないと決めていたが、タイトルに負けました!!
ずぼらな私にぴったりのタイトルが本当かどうか、日頃一番欲していることをぽんと提示されると食いつかなきゃと思いました。
言い訳としては、男性成人の12人に1人が行っているスポーツで、今やランニング人口は凄く多く、特殊なスポーツでは無いです。著者はランニングの名選手では無く、クルム伊達公子や福原愛などの一流トッププレーヤーのフィットネストレーナーとして有名である。
ただ、著者自身も走るし、トレーナーとしての視点から市民ランナーのレベルアップ法を述べている。
ストレッチ方法も、イラストでわかりやすく解説してある。先ずは実践あるのみ。
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マラソンは最小限の練習で速くなる!

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『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』

大沢在昌 / 光文社 / 952円+税
9784334077181

新書を薦めて1年半、初めてノベルスを紹介します。
'91年 「新宿鮫」で日本推理作家協会賞受賞し、警察小説というジャンルを確立した小説のシリーズ10作目である。推理小説の中で刑事個人が活躍するストーリーから組織の中での個人の葛藤を描いて、多くの作家が後に続き、今では世間に馴染みの無い公安警察を扱った小説家も登場している。
「新宿鮫」から23年が経過したことに驚くが、今回はお馴染みの登場人物が重大な転機を迎える作品でもある。
シリーズ初回から読んでもらうのがお薦めです。
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絆回廊 新宿鮫Ⅹ

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『今のピアノでショパンは弾けない』

高木裕 / 日本経済新聞出版社 / 850円+税
9784532261900

クラシックと聞くと高尚な趣味と毛嫌いする人がいるかもしれない。実はクラシックもJ-POPも音楽なので気に入ったフレーズ、つまりサビの部分が好き。それがサザンであったり、ベートーヴェン作曲というだけの違いのような気がする。本書に戻ると、モーツアルト、ベートーヴェンが作曲した時代は現在のピアノではなくフォルテピアノというもっと小さな音の楽器だった。時代の要請とともにピアノの変遷があって現在に至っている。著者は敷居を高くしないで、気軽にコンサートを聴きに行こうと主張する。聴く音楽によって服装を替えるように「バッチリきめたい時や気軽な服装で聴きに行きたい」とか個人で楽しめば良いと思います。
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今のピアノでショパンは弾けない

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『ツール・ド・フランス』

山口和幸 / 講談社 / 780円+税
9784062882149

書名の「ツール・ド・フランス」は開始から今回がちょうど100回記念にあたる世界最高峰の自転車レースである。期間は6/29~7/21までフランス国内、走行距離にして3403.5kmをチームで争う自転車競技である。日本での自転車ブームはエコロジーと健康増進がキーワードでランニングブームと相通ずるところがある競技である。過去の歴史から現代までを5つのステージに分けて記している。読み通せば全体像がわかるという感じである。最近は日本人選手も出場し、入賞を狙っている。
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ツール・ド・フランス

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『アゴを引けば身体が変わる』

伊藤和磨 / 光文社 / 780円+税
9784334037444

先ず、私は立ち姿勢の時、首が曲がっているらしい。らしいというのは自分では知らなかったからだ。また肩凝り持ちでも有るが、何十年と付き合っているので人より凝っていることも知らなかった。著者は言う。腰痛患者が数多くいるのに、学校教育では、基本的な姿勢や身体の動かし方など教えてこない。バスケのルールを覚えるよりよほど大事だと思う、という言い方は英語教育に相通ずるものがある。姿勢や呼吸法など8章から構成されているのでどこから読んでも良い。写真が多用されていれば、尚、解りやすいと思うが、新書という判型からそこは仕方が無い。ハンディを重視下さい。
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アゴを引けば身体が変わる

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『動物に魂はあるのか』

金森修 / 中央公論新社 / 880円+税
9784121021762

動物に感情や知性、理性、魂と呼べるものはあるのだろうか。
起源をアリストテレスの時代に遡る、動物にも魂があるとする生命礼賛の「動物霊魂論」。そしてデカルト以降、人間の優位性を守るために生まれてきた、動物には知性も感情もないとする「動物機械論」。この二つを軸に、ハイデガー、アガンベン、シンガーなどの現代思想まで、生命とは何か、そして人間とは何かを巡る思想哲学史。
本書の中で著者は、動物と人間は違う(動物の方が劣る)という動物機械論的な考え方には、他者を見下すという視点があるのではないかと指摘し、そしてまた、現代社会における動物実験などの行為にもその考えが根底にあるのではないかと、私たち人間の生命感、倫理感について鋭く問いかけをしてくる。
iPS細胞、生殖技術、ケアなど、命を巡る問題が指摘される今、それらを考える入口としても読める一冊でもある。
リブロ池袋本店書籍館1F 幸 恵子)

動物に魂はあるのか

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『オリオン座はすでに消えている? 』

県秀彦 / 小学館 / 720円+税
9784098251520

表題のオリオン座は冬の夜空に輝き、誰もが知っている星座だと思います。その星座の中の左上に位置するベテルギウスが爆発するという話が衝撃的で手に取りました。
今年は5月の金環蝕に日本中が興奮しましたよね。それよりも凄いことが既に起きているかもしれないんです。何しろ640光年離れているので今夜空に有るベテルギウスは室町時代の輝きですから。星の誕生から終わりまで非常にスパンの長い話も有ります。私たちの太陽と地球が終わる時にも言及していて全ての星は終わる時があり、それが億年の単位で言っているので今の我々からみると永遠ということでもあるのですが。
リブロ池袋本店 西田芳樹)

オリオン座はすでに消えている?

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